動物や人間は生きていればで必ずしも病気や怪我はします。
人間は悪い所や痛い所があれば
すぐに治す方法を取りますがハムスターは違います。
ハムスターは悪い所や痛い所を隠す動物だと言われています。
その理由はハムスターを狙う動物に対して
「自分は弱ってない」という事を見せる為に隠しているそうです。
ハムスターの病気や怪我は人間にしか発見できない為
毎日の健康チェックやコミュニケーションを必ず行いましょう。
>ジャンガリアンハムスターの病気と症状について
痛い所を隠していても生理現象や行動により症状が現る事があります。
急激な体重の変化や下痢、脱毛などの症状は分かりやすいですが
その症状でどこまで進行しているどんな病気かは分かりません。
一体ハムスターにはどんな症状や病気があるのかを調べてみましょう。
>ジャンガリアンハムスターに出る症状や考えられる病気
「ジャンガリアンハムスターの身体の全身に出る症状」
- 体毛が抜ける・薄い(アレルギー性皮膚炎。ストレス性脱毛。など)
- 皮膚がただれる(細菌性皮膚炎。膿皮症。火傷。)
- 皮膚がカサカサやフケが出る(栄養性脱毛。皮膚糸状菌症。など)
- 体がむくんでいる(アミロイド症。腎不全。など)
- 血が出ている(自咬症。外傷)
「ジャンガリアンハムスターの目に出る症状」
- 目が赤い(眼球出血。結膜炎。麦粒腫。アレルギー性。など)
- 目が白い(核硬化症。角膜炎。白内障。麦粒腫)
- 目が痛そう(緑内障)
- 目から血が出る(結膜炎)
- 目をかゆがる(角膜炎。結膜炎)
- 目が開いていない(霰粒腫。マイボーム腺腫)
- 目が変形。腫れている(眼球突出)
- 目が大きく見える(過長歯。眼球出血。など)
- 目が飛び出している(歯肉炎。歯周病。眼球突出)
- 目ヤニが出る(風邪・細菌性呼吸器感染症。肺炎。など)
- 涙を流すや涙目になる(結膜膿瘍。肺炎。角膜炎。など)
- まぶたが腫れている(霰粒腫。歯周病。歯肉炎。など)
「ジャンガリアンハムスターの口に出る症状」
- ほっぺたが腫れる(歯周病。歯肉炎。など)
- 口から臭い(切歯破折。不正咬合。など)
- 口から膿(ほお袋の炎症。膿瘍)
- 口から何か出ている(ほお袋脱)
- 口が開いている(切歯破折。不正咬合。過長歯)
- 口からよだれや血が出る(歯肉炎。歯周病。切歯破折。など)
- 歯茎や下が白くなっている(血栓症。心臓病。心不全。など)
「ジャンガリアンハムスターの耳・鼻に出る症状」
- 耳や耳の周りを掻くや臭いがする(外耳炎。中耳炎。内耳炎)
- 膿が出る(外耳炎)
- 耳の周りが赤い(アレルギー性皮膚炎)
- 鼻水が出る。鼻の下がただれる(肺炎。鼻炎。切歯破折。など)
「ジャンガリアンハムスターの手・足に出る症状」
- 手足が曲がっている(骨折)
- 手足が腫れている(骨折。打撲。捻挫)
- 手足が白くなっている(血栓症。心不全。腹水症。など)
- 爪が伸びるのが早い(過長爪)
「ジャンガリアンハムスターのお腹・お尻に出る症状」
- お腹が膨れていたり腫れている(肝臓病。ティザー症。など)
- おしり周辺がぬれている(ウェットテイル。膀胱炎。など)
- 肛門が盛り上がっている(腸閉塞。便秘)
- 肛門から内臓が出ている(脱腸。直腸脱)
- 肛門から血が出てくる(腸重積)
「ジャンガリアンハムスターの排出物に出る症状」
- おしっこに血が混じる(腎炎。尿路結石。膀胱炎。など)
- おしっこが臭う(腎炎。膀胱炎)
- おしっこが漏れる(尿路結石。膀胱結石)
- おしっこをよくする(アミロイドーシス。類デンプン症。など)
- おしっこが出ない(尿路結石。膀胱炎。膀胱結石)
- うんちが水っぽく臭う(肝臓病。食中毒。内部寄生虫。など)
- うんちがちいさく硬すぎる(便秘)
- うんちの回数が減った(腸閉塞。便秘)
- 下痢と便秘が頻繁(アミロイドーシス。アミロイド症。など)
「ジャンガリアンハムスターの身体に何かができる症状」
- 小さいふきでものが出る(アレルギー性皮膚炎。膿皮症。など)
- 膿が溜まり、腫物ができる(膿瘍)
- こぶのような腫物ができる(悪性の癌。脂肪腫。など)
- 湿疹ができる(血腫)
「ジャンガリアンハムスターの生活に支障が出る症状」
- くしゃみをする(アレルギー性鼻炎。切歯破折。など)
- せきをする(心臓病。肺炎。心不全。風邪。など)
- 体を掻いたりかゆがる(アカラス症。ニキビダニ症。など)
- 食べたものを吐く(食中毒。腸重積。緑内障)
- 首を常にかしげている(斜頸)
- 首を頻繁に振る(外耳炎。中耳炎。内耳炎)
- よく水を飲む(副腎皮質機能亢進症。腎不全。心不全。など)
- よく食べる(肥満症。ホルモン性皮膚炎)
- あまり食べない(腹水症。心臓病。風邪。脱腸。など)
- 硬い餌を食べない(過長歯。老化。老衰。歯肉炎。など)
- 体が不自然に曲がる(骨折)
- 歩き方がおかしい(脊椎椎間板疾患。熱射病。熱中症。など)
- 背中が曲がっている(背骨の彎曲。老化。老衰。など)
- よく何かにぶつかる(角膜炎。眼球出血。眼球打撲)
- 足元がふらふら(斜頸。中耳炎。内耳炎)
- くるくる回る(内耳炎。中耳炎)
- 足を引きずる(便秘)
- 動かない、元気がなく辛そう(日射病。肺炎。老衰。など)
- 寝たまま起きない(疑似冬眠。低体温症)
「ジャンガリアンハムスターの状態に出る症状」
- 体が熱い(皮膚型リンパ腫。白血病。風邪。など)
- 体が冷たい(疑似冬眠。心臓病。心不全。低体温症)
- 呼吸が辛そう(難産。肺水腫。鼻炎。心不全。など)
- 体重が激減(チザー病。細菌性腸炎。腸閉塞。など)
- 食後に発作が出る(食中毒)
- 手足がしびれている(類デンプン症。アミロイド症。など)
- 発作を起こしている(ストレス性のてんかん。てんかん。など)
- 自分で自分を噛む(自咬症)
- 傷が治らない(自咬症。白血病)
- 触ると嫌がる(細菌性皮膚炎。膿皮症。腸重積。など)
ジャンガリアンハムスターの病気を早く見つけるには??
上記で述べた一覧()は、あくまでも目安となります。
実際に、あなたのジャンガリアンハムスターが今、病気にかかっているか?
・・などは、本当に分かりにくく、見つけにくいものなのです。
これは、専門の獣医師でも気づきにくいと言います。
そしてこれは何も、ジャンガリアンハムスターだけではなく、ハムスター全種に共通して言えることですが、彼らは弱がることしません。
彼らは常に平常を保とうとします。
また、表情の変化なども、ほとんど無いに等しいです。
それが本能であるからと言ってしまえば、それまでですが・・
これは、小さな小さな「ほんの灯火程度の命」ですが、彼らが彼らなりに必死に、賢明に、今を生きている証だとも言えます。
以上のことから、常にハムちゃんと向き合い、常に見てあげるなど、アンテナを常に張っておく必要が出てきます。
そうすることで、いつもとは違う、ささいな行動をなどを見抜いて、いち早くハムちゃんの病気を、発見できると言った結果へとつながります。
ジャンガリアンハムスターの病気は人間同様に数えきれないほどある?
ジャンガリアンハムスターだけではなく、ハムスター全種にして言えることですが、ハムスターの病気は人間同様に数えきれないほどあります。
それに早く気づくためには日頃から
ハムスターと触れ合ったり、観察をする事が大切です。
普段とは見られない事や行動を起こしている時は気を付けましょう。
そして症状が治まったり悪化した場合は
すぐに近くの動物病院に連れていきましょう。
どんな病気にも早期発見が大切です。